1歳娘が保育園入園1週間で「RSウイルス」に感染…!

子育て

乳幼児を中心に毎年流行する「RSウイルス感染症」ですが、長女は入園1週間でウイルスに感染してしまいました。

感染した時の状況や経過、家庭内の感染状況や対策などを振り返りながらお伝えしていきたいと思います。(もう二度と経験したくない…泣)

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。一度罹ったら二度と罹らないというものではなく、何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに50%以上、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。9月頃から流行し初春まで続くとされてきましたが、近年では夏季より流行が始まるようになってきています。
非常に感染力が強く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要な感染症です。

症状

発熱、鼻水などの症状が数日続く感染症で、多くの場合は軽症で済むようですが細気管支炎、肺炎へと発展する可能性もあり、注意が必要な感染症です。

✓潜伏期間は2~8日
✓症状は典型的には4~6日続くことが多い

(出展元:https://family.saraya.com/kansen/rs/index.html)

娘の場合は、発熱からスタートしました。

6月に小規模園から今の園へ登園した娘ですが、登園初週を終えてホッとした日曜日の夜、娘の体を触ると明らかに熱く熱を計ってみると39℃近い熱が出ていました。その時点では鼻水や咳など他の症状はなく娘の機嫌も良かったため、一過性の熱で一晩寝たら治るかな?と考え、その日はいつもより早めに寝かせて月曜日の朝を迎えました。

月曜日の朝になっても熱は一向に下がることなく38~39℃を行き来している状態でこれほど高熱が続くことは突発性発疹以来なかったため、保育園に連絡を入れすぐに小児科を受診しました。

小児科に着くと「最近RS流行ってるから念のため検査させてね」と鼻に綿棒を挿入して鼻の中の組織を採取する方法で検査を行いました。結果は10分ほどですぐに出たのですが、見事にRS陽性でした(泣)

RSウイルスには有効な抗ウイルス剤はないため対症治療(症状をやわらげる治療)が行われます。娘の場合は高熱と喉の腫れの症状があったため、解熱剤と喉の炎症を抑えるシロップを処方していただき病院を後にしました。

経過

●1日目(日曜日)|夜発熱(38℃)

●2日目(月曜日)|朝~夜まで高熱が続く(38~39℃)※解熱剤によって一時的に熱が下がることはありました

●3日目(火曜日)|2日目と同じ症状が続く。鼻水&咳が出てきた。食欲がなく、やさいジュレやアイスなどを好んで口にする。

●4日目(水曜日)|熱が下がってくる(37℃台)。悪化することはないが寝ている最中も咳き込むことがあり寝苦しそう。

●5日目(木曜日)|熱が微熱程度まで下がる。(36.8℃~37.4℃)日中は元気に自宅内で遊んでいた。

●6日目(金曜日)|熱が完全に平熱まで下がる。咳も落ち着いてくる。本人は元気だが外に出れないためイヤイヤが酷く親が疲弊しはじめる…そして夫婦共に鼻水&咳が出始める(嫌な予感)

●7日目(土曜日)|解熱後24時間が経過したため再度小児科を受診し「登園許可証」を発行してもらう。

saya
saya

娘が通う園でもそうでしたが、RSウイルス感染後に登園するために「登園許可証」の提出を求められることが多いようです。保育園で指定の記入用紙があればそれに記載してもらいましょう。ない場合は、医師に依頼すると病院で用意されている書式に記載してもらえます。最近では保護者の方が記入する登園許可証もあるようです。

こうして無事悪化することなく発症から6日目には通常の体調に戻り、翌週の月曜日から元気に登園できるようになりました。娘が元気になってホッとしたのも束の間…ここから先夫は1週間、私は3週間RSウイルスに悩まされることになったのです……

夫婦揃って感染…!

想定の範囲内ではありましたが、手洗いうがい・消毒などできる限りの対策を行いながら看病を行っていても24時間一緒にいた私だけではなく夫も見事に感染してしまったのです。(小児科医からも「どれだけ気を付けようが親もほぼ感染します」と事前に言われていました…)

幸い熱が上がることはなく鼻水と咳の症状だけだったためフルリモート勤務の夫は仕事を休むことなく1週間ほどで通常の体調に戻ったのですが問題は私です。

娘と過ごす時間が多かったせいか妊娠中のせいか…理由は分かりませんが、拗らせてしまったようで鼻水&咳が出始めてから数日後には嗅覚・味覚が無くなり、その日の夜中遂に耳の痛みで飛び起きる事態になったのです(泣くほど痛かった)

翌日になっても治まらないどころか歯痛や頭痛まで出始めたため耳鼻咽喉科を受診すると、急性中耳炎&副鼻腔炎になっているとの診断でした。

ここから1週間ほどは嗅覚・味覚がなく料理も作れない、常に耳・頭・歯が痛く顔中アイスノンを巻いた状態で過ごすという地獄のような日々を過ごすことになりました。その間ももちろん育児は待ったなしなので、早めに受診しなかった自分を何度恨んだことか…

2週目頃から徐々に嗅覚・味覚が戻り、3週間経つ頃には「治った」と言える体調まで戻ることができましたが、お子さんから移ってしまったかな?と少しでも感じることがあれば、自分のためにもご家族のためにも我慢せずにすぐに病院を受診されることを強く強くおすすめします。

saya
saya

これでようやく通常運転!と思いますよね?ところがどっこい(古い)次に待ち受けていたのは「アデノウイルス感染症」なのでした……

RSウイルス完治から2週間後我が家に待ち受けていた次の感染症「アデノウイルス」については次の記事をご覧ください…

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