1歳娘が保育園入園1ヵ月で「アデノウイルス」に感染…!

子育て

前回こちらの記事↓で1歳娘が保育園入園1週間で「RSウイルス」に感染したお話をお伝えしましたが、それから2週間、今度は「アデノウイルス」に感染することとなったのです(泣)

この記事では、アデノウイルスに感染した娘の症状や経過、RSウイルスとの違いなどを実体験を振り返りながらお話していきます。

saya
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同月内に2つの感染症に罹るとは想像もしていなかったため親子共に本当に大変な1ヵ月でした。現在は無事完治し元気に過ごしていますが、先輩ママから聞いていた「入園してすぐの頃はほとんど仕事行けなかったよ」という話は本当だったんだ…と身をもって経験することになったのです。

アデノウイルス感染症とは

アデノウイルス感染症とは、呼吸器、目、腸、泌尿器などに感染症を起こす原因ウイルスです。51もの型に分類されるため、免疫が付きにくく何度も繰り返すことがあります。

症状

鼻炎、咽頭炎、扁桃炎などの気道炎を起こします。症状には個人差があります。主に咳、結膜炎のほか、喉頭炎、気管支炎、肺炎などが起きる場合もあります。また、高熱が出ることも特徴のひとつで、熱は1日の間に39~40度の高熱と、37度前後の微熱の間を4~5日ほど行き来します。

他にも、流⾏性⾓結膜炎胃腸炎出⾎性膀胱炎などの感染症を起こすこともあります。

(出展元:https://www.m-ipc.jp/what/adenovirus/)

一家全員がRSウイルスに感染し、ようやく落ち着いてきた…と思った6月下旬の日曜日、また夜に娘の体を触ると熱い…!!!39℃の熱が出ていました。これは2週間前のあのウイルスがまたやってきたのか…と夫婦でガタガタ震えながら(言い過ぎ嘘です震えてはいません)月曜日の朝を迎えることとなりました。

予想通り(?)熱が下がることはなく39℃を確認。保育園に連絡を入れ小児科を受診し検査を行うとRSウイルスに続いて「アデノウイルス陽性」の結果がすぐに出ました。(ハハハハハ…号泣)

アデノウイルスには有効な抗ウイルス剤はないためRSウイルス同様、対症治療(症状をやわらげる治療)が行われます。

saya
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発症後すぐの時点ではRSの時と同様、いきなり高熱が出たことが特徴だったため、またRSなのかな…?と思っていましたが、RSウイルスは一度感染すると半年ほどは免疫があるため再感染の可能性は低いとのことでした。(絶対感染しないというわけではありません)

経過

●1日目(日曜日)|夜発熱(39℃)

●2日目(月曜日)|朝~夜まで高熱(38~39℃)と微熱(37℃台)を繰り返す。咳や鼻水等の症状は出ていない。

●3日目(火曜日)|2日目と同じ症状が続く。

●4日目(水曜日)|2日目と同じ症状が続く。夜に熱が上がることが多かったが、この日は夜になっても微熱のまま眠ることができた。

●5日目(木曜日)|熱が微熱程度まで下がる。

●6日目(金曜日)|熱が完全に平熱まで下がる。

●7日目(土曜日)|解熱後24時間が経過したため再度小児科を受診し「登園許可証」を発行してもらう。

saya
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RSウイルス同様発熱から5日目には解熱し、翌週の月曜日から元気に登園することができました。

親への感染は…?

小児科でアデノウイルスと診断されてすぐにRSウイルスの時のように親へも感染する可能性が高いのか、感染した場合どういった症状が出るのか伺いました。

すると、感染したとしても大人はそれほど悪化することなく、多い症状としては結膜炎になりやすいとのことでした。

RSウイルスの教訓を活かし手洗いうがいを更に徹底して過ごしたこともあってか、夫婦共に結膜炎になることもなく翌週になっても無症状のままでしたのでアデノウイルスは娘から移ることなく幕を閉じました。(心底ホッとしました)

RSウイルスとアデノウイルスの違い(1歳娘の場合)

同月内にRSウイルスとアデノウイルスに感染してしまった娘ですが、振り返ってみるとかなりの違いがありました。

 RSウイルスアデノウイルス
完治まで1週間(鼻水は2週間残った)1週間
症状高熱・鼻水高熱と微熱を繰り返す
食欲ないある
機嫌常に悪い良い
親への感染力強い弱い

このようにRSウイルスの方が症状が重く、食欲がない・機嫌が悪いといった顕著な違いが見られました。特にRSウイルス発症後2~3日は「不機嫌病」とも言われる突発性発疹の時よりもイヤイヤが酷く、普段は寝室で寝ている娘ですが夜中まで寝ることなくリビングに布団を敷いて親子3人で日付が変わった頃やっと寝れた…といった調子でした。

個人差も大きいと思いますが、我が家の場合はこのような違いがありました。

まとめ

まだおもちゃを口にしてしまったり手洗いうがいなどを自分ですることのできない1歳児は、保育園で感染が広がった場合、感染を回避することはほぼ不可能に違い感染症だと身をもって実感しました。

両感染症共に高熱が出ることが多いためすぐに気付ける場合が多いと思いますが、毎日の検温を徹底し発熱に気が付いた状況ですぐに園に連絡を入れ小児科を受診し感染を広げないことが重要だと思います。また、親への感染力も高いウイルスですので完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、手洗いうがいの徹底やマスクの着用など、できる限り自宅内でも感染対策をすることが重要です。

私はちょうど産休に入っていた期間でしたので仕事の調整などで頭を悩ませることはありませんでしたが、どうしても仕事を休めない時の預け先となる「病児保育」「病児シッター」への登録を事前に済ませておくことも必要だと感じました。

saya
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こうして6月の半分は保育園をお休みすることとなった娘ですが、アデノウイルスが完治した1週間後の7月現在、また鼻水と咳が出始めています…今度は何だろう(泣)

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